PrintScreenキー
読み:プリント-スクリーン-キー
外語:PrintScreen

 ファンクションキーの一つ。画面の印刷を想定して作られたキー
目次

概要
 画面印刷をしたいときに押すことが想定されていたが、現在ではほぼ、そのような使われ方はしていない。
 

特徴

DOS
 PC DOSMS-DOSなどの環境で、かつ画面モードがCGAまたはCGA互換のテクストモード(80桁×25行)時にこのキーを押すと、画面のハードコピーを印刷することができた。
 なお、VGAであってもグラフィックモードではBIOSが対応していないため使用できない。
 またDOS環境であっても、いわゆるDOS/VはVGAのグラフィックモードなので、この場合も利用できない。

Windows
 DOSが退いた後、現在のMicrosoft Windows環境では、画面全体のキャプチャー画像をクリップボードにコピーする(スクリーンショットをとる)キーとして利用されている。
 従って、Windows環境で画面ダンプをするためには、次の手順が必要である。
  1. PrintScreenキーを押して画面をコピー
  2. ペイントなどを起動し内容をペースト
  3. それを印刷
 このため現在では「Copy Screen」などと呼んだ方が適切なキーに思えるが、元々の起源・機能は、確かに「Print」を目的としていたのである。
 また、PC/AT互換機ではAltキーと共に押すことでSysRqキーとなり、現在アクティブなウィンドウのキャプチャー画像をクリップボードにコピーすることが出来る。

PC-9801での代用
 PC-9800シリーズのキーボードには、相当するキーがない。
 Microsoft Windowsでは、このキーを「COPYキー」で代用した。
 ちなみにCOPYキーもPrintScreenキーと同じ機能を持ったキーで、画面のハードコピーを印刷するために使われていた。

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