OS/2 Warp
読み:オウエストゥーウォープ
外語:OS/2 Warp

 IBMが米Microsoftと袂を別った後に作られたオペレーティングシステム。バージョンとしては3.0になるが、コードネームである "Warp" をそのまま製品名とした。サーバー用にOS/2 Warp Server、クライアント用にOS/2 Warp Clientがある。発売日は、IBM版が1995(平成7)年3月7日、NEC版が同年8月30日、東芝版が同年10月9日、バージョン3.01(IBM)が10月25日である。
 OS/2のしばらく後に登場したWindows 95に対して、最初からインターネットを利用するための機能を備えていたり等、ネットワーク機能が充実しており、また安定性も高い。更にCMで山口智子が言っていたようにWindows 3.1/MS-DOSのソフトもWindows 95より互換性が高い。しかし対応ソフトが少ないこと、マルチメディア機能が劣っていることなどの理由で普及はしなかった。
 最初はMicrosoftと共に開発を行なっていた上にWindows 3.1の後継OSであるという関係から、OS/2の操作性はWindows 3.xと極めて似た雰囲気がある。

再検索