NetWare |
辞書:電算用語の基礎知識 OS編 (PNOS) |
読み:ネットウェア |
外語:NetWare |
品詞:商品名 |
Novellにより作られたClient/ServerタイプのネットワークOS(NOS)。NOSとしては最も有名なものの一つ。
パーソナルコンピューターネットワークの黎明期に登場した。Windowsにネットワーク機能が標準搭載されるようになってからは劣勢となり、導入ケースも大幅に減少したが、現在もなお一部で人気と地位を保ち続けている。
"NetWare 3" の後継は、今までのイメージカラーである赤を捨てて白箱に収納された "IntranetWare 4" だが、色も名前も不評だったらしく、その後継 "NetWare 5" では元の名前で赤箱に戻っている。
NetWareは基本的にはIPX/SPXと呼ばれるプロトコルを利用するのが特徴だが、NetWare 5からは遂にTCP/IPも利用できるようになった。DNSやDHCPもTCP/IP用のものをそのまま利用することができる。
2002(平成14)年1月15日に発表された "NetWare 6" からは独自プロトコルを使用せず、Windows/Macintosh/UNIX混在環境でのファイル/プリントサーバーOSとして生き残りを図ることとなった。従来は各OSごとにNetWare Clientなどのクライアントソフトが必要だったが、NetWare 6ではWindowsのCIFS(Common Internet File System)、UNIX系OSのNFS(Network File System)、MacintoshのAFP(AppleTalk Filing Protocol)、NetWare ClientのNCP(NetWare Core Protocol)を標準搭載しており、各種クライアントOSがなくてもファイル共有できるようになった。
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