Microsoft Windows CE 2.0
読み:マイクロソフト-ウィンドウズ-スィーイーにーてんゼロ
外語:Microsoft Windows CE 2.0

 Microsoft Windows CEの第二版。
目次

概要
 1997(平成9)年11月のComdex Fallで、Microsoftが正式に発表した携帯情報端末(ハンドヘルドPC)等の(家電)組み込み用途向けハードウェアおよびソフトウェアの規格のこと。
 従来のMicrosoft Windows CE 1.0の上位互換で、従来のソフトはそのまま使える。
 H/PC(ハンドヘルドPC)用のものは特に「Handheld PC Powered by Microsoft Windows CE Version 2.0」と呼ばれる。これはVer 2.0以降のWindows CEがH/PC以外の分野もサポートするようになったことによる。

特徴

機能
 大きな拡張点として、1.0でモノクロ4階調だったものが、カラーもしくは16階調グレイスケール対応になった点や、スタートメニューが階層表示対応になったりと、ユーザーインターフェイスがよりWindows 95風になった点が挙げられる。
 更に、次のような機能がある。
 2.0から動作対象プロセッサーにPowerPCARMi486Pentiumが追加され、また搭載PocketIEがHTML 3.2(フレーム、テーブルなど)とTLSに対応するようになった点なども重要な変更点である。

関連製品
 このOSをベースにしたOSに、Palm-size PC(Ps/PC)用の次の製品がある。

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