Kotlin
読み:ことりん
外語:Kotlin
ロシアのJetBrains社が開発した
オブジェクト指向プログラミング言語
。Android Studioでも対応し、Android用の公式プログラミング言語として採用されている。
目次
情報
概要
特徴
言語仕様
構文
null安全
情報
枠組み ‐
オブジェクト指向
型付け ‐
静的型付け
初出年 ‐ 2011(平成23)年
設計者 ‐ Andrey Breslav
開発者 ‐ JetBrains
言語影響関係
被影響 ‐
Java
、
C#
、
JavaScript
、Scala、Groovy
加影響 ‐ 不明
主要動作環境 ‐ 様々な環境
ライセンス
‐ Apache License 2.0
概要
Java
の代わりとなる、より安全なプログラミングが可能なプログラミング言語として開発された。
Java仮想マシン(
JVM
)用のバイナリーを出力できるコンパイラーが用意されており、Javaで書かれたものと同程度の速度で動作する。
同様にJVM上で動作するScala、Groovyの影響を受けながら、ジェネリクス構文などは
C#
の影響を受けている。また公式には謳われていないが、iOSで使われているSwiftと近い構文もある。
特徴
言語仕様
null安全
(null safety)の保証
演算子のオーバーロード
クロージャー
(
高階関数
)
ジェネリクス(Generics)
Javaとの相互運用
Scalaに近い構文
構文
構文は、Javaとは異なり、Scalaに近いものが採用されている。
末尾のセミコロン(;)は不要で、変数定義が「変数名: 変数型名」となり、
型推論
に対応している。
null安全
Kotlinが採用した
null安全
は、Javaで頻発していたnullを参照することによる
ぬるぽ
発生を、言語仕様として防ぐものである。
Kotlinはデフォルトでnullを許容しておらず、nullの危険があるコードはそもそもコンパイルが通らずコンパイルエラーになる。nullを変数で扱うためには特別にnullを扱える変数を定義する必要がある。扱える変数をNullable Type、扱えない変数をNon-null Typeという。
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