Java EE
読み:ジャバ-イーイー
外語:Java EE: Java Platform, Enterprise Edition
サーバー分野向けJava技術仕様であり、標準であるJava SEの拡張仕様として設計されている。
概要
1999(平成11)年6月にサンフランシスコで開催されたJavaOneにおいて発表された。
電子商取引など、Webアプリケーションの開発ために設計されたもので、この分野でのJava技術の標準化が目指されたものだった。
Javaバージョン1.2から1.5までは「J2EE」と呼ばれ、1.6以降は「Java EE」となった。
特徴
技術
J2EEやJava EEの中には、次のような技術が含まれる。
普及
電子商取引の普及に従い、Webサーバー上での受発注取引システムなどの開発・運用における標準化が望まれていた中に登場した、Javaにおける基準の一つである。
この対抗製品としては Microsoftの独自仕様の技術群があり、激しい競争を繰り広げたが、最終的にはどちらも衰退した。
衰退後
最終的には、Javaは衰退した。
熾烈な競争の末、Webサーバー側のWebアプリケーションとして生き残ったものは、Perl、Python、PHP、Rubyなどのスクリプト言語だった。サーバー側のJava EEは、スクリプト言語の前に完敗した。
Java EEと対で使われる、クライアント側のJava SE需要も、JavaScriptとそれを用いたAjax、あるいはAdobe Flashなどが主流となり、そして新たにFlashの代わりとして登場するHTML5も普及の見込みである。この状況下、クライアント側のJava(Java SE)もほぼ壊滅している。
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