サーブレット
読み：サーブレット
外語：Servlet

　WebサーバーのバックエンドにインストールされたJavaプログラム。Javaアプレットがクライアント側で動くのに対し、サーブレットはサーバー上で稼働する。
目次
概要
　サーブレットが動作する環境をサーブレットコンテナーと呼ぶ。
　サーブレットコンテナーはJVM(VM=仮想計算機)を内蔵しており、VM内にリクエストを処理するための空のスレッドをいくつも用意(スレッドプール)して待機している。
　サーブレット実行の要求があると、サーブレットコンテナーは、必要なクラスを(まだ未ロードなら)ロードして、空いているスレッドで実行する。実行が終わったクラスはそのままVM上にロードされたままなので、以降のリクエストに対しては、別のスレッドでロード済みのクラスを実行するだけでよく、高い反応速度が期待できる。
　また、Javaの豊富なAPIを利用できることも利点である。
特徴
　CGIと同様にURLのリクエストによりサーバー側でプログラムが実行され、動的にHTML文書を生成する。生成したHTML文書はWebサーバーからリクエスト元に送信される。
　動的Webアプリケーションのプラットフォームとして非常に効率の悪かったCGIに代わるものであり、ASPのようなアプリケーション提供や電子商取引(EC)の受発注業務などを実現する手段として注目されている。
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