ISAM |
辞書:電算用語の基礎知識 ソフト技術編 (PTSOFTY) |
読み:アイサム |
外語:ISAM: Indexed Sequential Access Method |
品詞:名詞 |
テーブルとインデックスを用いることにより高速な検索を実現した、データベースのファイル編成法の一つ。索引順編成ファイル、索引付き順次アクセス方式、などとも。
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概要 |
COBOLでは標準サポートされていることもあり、メインフレームで多く利用されている。
Microsoft Accessのデータベースファイル形式MDBでも採用されている。
特徴 |
構造 |
データの実体はランダムファイルだが、このままでは検索が困難で、頭からなぞって目的のデータを探さねばならず速度的に問題が出る。
そこで、ランダムファイルのキーを別のシーケンシャルファイルに用意しておいて、検索時はシーケンシャルファイルを元にしたインデックス(索引)を使用し、検索を高速化したものがISAMである。
欠点 |
検索処理は高速だが、単純な連続読み込みと、書き込み処理そのものは遅い。
これは、インデックスファイルの更新処理などに時間が掛かるためである。
リンク |
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