I/Oポート
読み:アイオウポート
外語:I/O port
プロセッサーが周辺の入出力装置の操作を行なうために用いるデータ受け渡し装置のこと。
概要
他のプロセッサーよりデータを入力または出力するために、プロセッサーには専用の「窓口」が用意されている。これがI/Oポートである。
例えば、DIPスイッチの入力や、インジケーター用LEDの出力などは、このI/Oポートに接続され、プロセッサーはI/Oポート経由でこれらを制御することになる。
アクセス
I/Oポートもアドレスないし番号を持っており、複数のI/Oポートがある場合はそれぞれをアドレスないし番号によって区別し、用いることになる。
その方法には、大きく二種類がある。
I/O用に専用のアドレスを割りつけるのがI/Oマップドであり、ROMやRAMと同じアドレス空間に割りつけるのをメモリーマップドという。どちらにも一長一短があり、併用されることもある。
I/Oマップドの場合はアクセスに専用命令が使われ、メモリーマップドの場合はアクセスに一般のメモリーアクセス命令が使われる。
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