メモリーマップドI/O
読み:メモリーマップド-アイオウ
外語:memory mapped I/O

 ROMRAMなどと同じメモリー空間I/Oポートを割り振る方法。
目次

概要
 過去、I/O専用のアドレス空間(I/Oアドレス空間)を用意するプロセッサーがあったことから、区別のためにこのような呼称が作られた。
 ハーバード・アーキテクチャーなどの例外を除いて、殆どのプロセッサーで採用されている方式であり、I/Oアドレス空間を持たないプロセッサーでは唯一のI/Oポートの割り振り方法である。

特徴
 使用するアドレス空間については、設計によって大きく異なる。
 CPU自体がシステムとして持つ場合もあり、この場合はROMやRAMなどの配置の邪魔にならないアドレスに配置される。
 例えば、日立のH8はアドレスバスが24ビットなので、0〜0xFFFFFFまでの範囲がメモリー空間となるが、このうちあるモデルのH8でシステムがI/Oポートとして用いているのは0xFFFF1C〜0xFFFFFFの領域である。

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