Happy Hacking Keyboard
読み:ハッピーハッキングキーボード
外語:HHK: Happy Hacking Keyboard

 パーソナルコンピューターキーボードの一機種。通称HHK。販売元はPFU。その後様々な機種が登場し、シリーズ化された。
目次

特徴

初代
 初代Happy Hacking Keyboardは、配列は英語101キーボードだが、Windowsキーは元より、BackSpaceキーやファンクションキー、テンキー等の余計な(?)キーが一切無く(!)、省サイズで60キーとなっている。
 押下圧が50g(カタログ値)とクリック感は小さく軟らかい印象だが、ペコペコした安っぽさはない。
 
 一部の人にとって使い易いらしい。
 しかし普通に文章を打つには困らないが、日本語入力システムでファンクションキーを使ったりするには少々困ると思われる。ちなみにFnキー+数字でファンクションキーになるため、慣れれば問題は無い。CtrlキーがAのすぐ左にあるのも重要ポイント。狭い机で使うには必要最小限のキーボードだろう。

PD-KB02
 最初のモデルは、PC/AT互換機またはSPARCのいずれか専用だった。
 1997(平成9)年に、ケーブル交換でPC/AT互換機、Macintosh、Sun SPARCに対応できるHappy Hacking Keyboard(型番PD-KB02シリーズ)が登場した。
 しかし部品が入手困難になったため、2005(平成17)年12月をもって販売終了となった。

HHK Lite
 後にHHK Liteが安価に発売されたが、これは古いタイプのHHKにPC/AT互換機用のケーブルのみ添付したものだった。
 
 押下圧が55g(カタログ値)と、初代よりややクリック感が強く、その後は軽い感じである。初代のクリック感が気にっている人には、満足できない感じらしい。後継のHHK Lite2登場に伴い、販売を終了している。

HHK Lite2
 最新のHHK Lite2は、PS/2とUSBから選択である。SPARCと旧Macintoshへの対応はなくなった。
 配列も、ASCII配列、JIS配列、JIS配列かな無刻印、からの選択で、色も白と黒があり、しめて12モデルが発売されている。価格も8000円弱と比較的安い(?)ので一般人も安心。尤も、一般人がキーボードに8000円出すかは不明ではある。

HHK Professional
 上位モデルとしてHHK Professionalがある。
 静電容量キーボードなので軽くて静かで高価。限定品で無刻印モデルもある。
 

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