HVD |
辞書:電算用語の基礎知識 技術ディスク・物理編 (TTDISKP) |
読み:エイチヴィーディー |
外語:HVD: Holographic Versatile Disc |
品詞:名詞 |
Blu-ray DiscやHD DVDの次の世代に位置付けられる光ディスクの一つ。ホログラフィック・バーサタイル・ディスク(ホログラム多目的ディスク)。どうやら、ベーパーウェアの一つとなったようである。
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概要 |
株式会社オプトウェアが開発した次世代光ディスクである。
HVDはデータを光の干渉縞として記録するホログラム記録技術が用いられたもので、12cm径CDサイズでテビバイト(Tiバイト)級の容量を実現できるとされた。
HVDでは、オプトウェアが開発した「偏光コリニアホログラム技術」を採用する。この同社独自の技術は、以前、光産業技術の総合展示会「InterOpto'02」で展示された「テラバイト光ディスクシステム」でも使われたものである。コリニア方式では、二色のレーザーを用い、これを一本のレーザービームにまとめて照射する。
状況 |
早ければ2006(平成18)年半ばに最初の製品が登場するとされていた。
デファクトスタンダードではなく、最初からISOでの標準化を目標とし、まずEcma Internationalでの承認を得た後、ISOへの提案を行なう予定だった。
2005(平成17)年2月2日に、同社含む数社で標準化団体「HVDアライアンス」の設立が発表されたが、これ以降は一切続報がなく、オプトウェアの公式サイトも閉鎖状態が続いている。
リンク |
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