G-BASIC
読み:じーべーしっく
外語:G-BASIC
その昔「日本語パソコン」と称された「ぴゅう太」に標準搭載されていたBASIC言語。日本語プログラミング言語の先駆けである。
概要
日本語プログラミング言語だが、自然文解析をしているわけではなく、英単語をカナ(JIS X 0201カナ、いわゆる半角カナ)に置き換えただけである。
但し日本語らしくするため、ジャンプ命令などに行番号とコマンドの入れ換えなどがある。
特徴
主なコマンド
次のようなものがある。実際にはJIS X 0201カナ、いわゆる半角カナだが、ここではJIS X 0208カナ、いわゆる全角カナで記載する。
BASIC | G-BASIC |
LET x = y | シキ x = y |
PRINT x | カケ x |
FOR I = X TO Y STEP Z | マワレ I = X カラ Y カンカク Z |
NEXT I | トジル |
IF 条件式 THEN 行番号 | モシ 条件式 ナラバ 行番号 ニイケ |
GOTO 行番号 | 行番号 ニイケ |
GOSUB 行番号 | 行番号 ヲヨベ |
RETURN | カエレ |
STOP | トマレ |
END | オワリ |
RND(上限値) | ランスウ(上限値) |
LOAD | ロード |
SAVE | セーブ |
VERIFY | カクニン |
保存
作ったプログラムはCMT(コンパクトカセット)に保管可能である。
但し、ファイル名は4文字までであった。
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