サクラエディタ
読み:サクラエディタ
外語:Sakura Editor
日本製のWindows用
テクストエディター
の一つで、フリーソフトとして公開されている。
目次
情報
概要
特徴
主な機能
内部
改行コード
64ビット版
応用
空行を消したい
情報
使用途 ‐
テクストエディター
初代開発者 ‐ たけ(竹パンダ) クレジット上の本名 Norio Nakatani
初版 ‐ 1998(平成10)年
最新版 ‐ 2.1.1.3 (2014(平成26)年5月18日)
作成言語 ‐
C++
ライセンス ‐ 不明/混在 (将来的にzlibライセンスで統一予定)
概要
元々は、「テキストエディタ」として開発され公開されていた。
その後
オープンソース
化され、現在は「サクラエディタ」の名でSourceForge.netにおいて開発が続けられている。
プログラムのソースコード編集に向いた機能が多数搭載されている。
特徴
主な機能
複数の文字エンコーディングに対応 (
シフトJIS
、
EUC-JP
、
ISO-2022-JP
、Latin1、
UTF-16
、
UTF-8
、
UTF-7
など)
Grep
マクロ
キーカスタマイズ
画面分割 (上下、左右、縦横)
タブ
キーワードの色分け・強調表示
アウトライン解析
内部
元々は、日本語ソフトとして他と同様に、内部では
シフトJIS
で文字を管理していた。
このためシフトJISで表現できない文字を扱うことができないという制約があったが、
オープンソース
後、有志により内部処理がUnicode化され、バージョン2として公開された。
改行コード
異なる
改行コード
を自由に混在して扱うことができる。
入力する改行コードを、随時自由に変更できることもできる。
また、保存時に改行コードの混在を警告する機能や、コピー&ペーストの際に改行コードを変換して貼り付ける機能なども備わっている。
64ビット版
公式のビルドは32ビット版のみだが、有志による64ビット版もある。
応用
空行を消したい
サクラエディタは複数行に対する検索や置換機能を持っていない。このため、"\n\n" → "\n" のような置換は全く動作しない。
サクラエディタでこのような空行削除を実施するためには、「正規表現」にチェックを入れた後、次のようにせざるを得ない。
置換前: ^[\r\n]+
置換後:
置換後は空欄とする。置換前の正規表現で
改行コード
から始まる行、つまり空行がヒットするため、該当行の改行コード(CRとLF問わず全て)を削り落とし、もって空行を消すことができる。
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