サウンドカード
読み:サウンドカード
外語:sound card

 音響機能を提供する拡張カードのこと。
目次

概要
 PC/AT互換機ではCreative Labsのサウンドブラスターが普及しており、この製品の互換品なども数多い。
 PC-9800シリーズの場合は、NECの純正製品であるPC-9801-86や、その互換品が人気であった。

特徴

由来
 初期のパーソナルコンピューターは音響機能を搭載しておらず、そのままでは良くてBEEP程度しか鳴らなかった。
 そこで、音楽演奏を実現するために作られたのがサウンドカードである。
 初期にはPSGが使われ、その後FM音源を採用したものが登場して普及した。
 Microsoft Windowsが普及するようになると、PCMが使えるものも普及した。
 後にはFM音源は衰退し、全てはPCMのみで行なうようになった。

インターフェイス機能
 MIDIが登場すると、接続用のインターフェイスがサウンドカードに搭載されるようになった。
 サウンドブラスターシリーズでは、MIDIとジョイスティックが接続できるコネクターを用意していたが、いまでは両方ともUSBで接続できるようになっており、搭載製品は減ることとなった。

オンボード搭載以降
 サウンド機能はマザーボード機能あるいはチップセットなどに内蔵されるようになり、別途サウンドカードを購入する必要性は薄れている。
 音声入出力機能を追加したり、または強化したりする必要がある場合に、サウンドカードを追加することが多い。

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