DVCPRO
読み:ディーヴィースィープロ
外語:DVCPRO
ディジタル映像・音声記録(DV)の業務用規格の一つ。
概要
松下電器産業(現・パナソニック)により開発された。
対するソニーの業務用規格はDVCAMだった。
2013(平成25)年現在、カメラAJ-HDX900と、据え置き型の録再機AJ-HD1800およびAJ-HD1400の販売が継続されている。AJ-HD1400については既に製造されておらず、在庫限定とされている。
特徴
コンセプト
DVCAMとは異なり、信頼性の観点から塗布型テープ(MP)を使用し、走行速度を約2倍とした。
記録時間が短くなる分を補うために、取材用として新たにMカセットと呼ばれるものを用意し、1時間記録を可能とした。
民生用の標準サイズ相当(Lカセット)では 2時間記録出来る。
需要
当時、オリンピック等の記録用としてのプロモーションが行なわれており、海外実績もあった。
ラップトップ型のダブルデッキ+LCDディスプレイ付き編集機などの意欲的な製品もあり、民生用にも同様の製品を期待する声があった。ただし、この実機は 250万円した。
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