画像コーデック
読み:がぞうコーデック

 静止画像を圧縮・展開するためのコーデック
目次

概要
 まだパーソナルコンピューターの性能が低く、記録媒体の容量が少なく、通信回線が遅かった、それこそ8ビットマイクロプロセッサーが使われていたころから、様々な技術が開発され使われてきた。
 このいずれも高性能化した現在では、それほど高性能なものは求められなくなり、汎用性の高さが重視されるようになり使われるコーデックも固定化する傾向にある。
 大きく、可逆圧縮と非可逆圧縮とに分けられる。

特徴

現行技術

可逆圧縮

非可逆/可逆

非可逆圧縮

ファクシミリ用
 G3 FAXなどで使われているもの。

過去の技術
 当時は標準的なコンテナーフォーマットというものが無かった時代であり、このためコーデックと独自のコンテナーフォーマットを兼ねての総称として呼ばれた。
 なお、これらはすべて可逆圧縮である。

評価
 Mozillaによる報告Lossy Compressed Image Formats Studyでは、以下について、様々な画像で、画質と圧縮率で比較した。
 この中で、もっとも良好だったのがHEVC-MSPだったと報告されている。
 結果は、次のような評価となっている。

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