断片化
読み:だんぺんか
外語:fragmentation
メモリー
や
記憶装置
を繰り返して使っているうちに、中途半端な空き空間ができてしまうこと。
目次
概要
特徴
メモリーの断片化
記憶装置の断片化
概要
このようになることを、
英語
でフラグメント(fragment)といい、このような状態であることを英語でフラグメンテーション(fragmentation)という。
このフラグメンテーションを解消することをデフラグメントといい、これを略して
デフラグ
と呼ぶ。
特徴
メモリーの断片化
メモリーが断片化すると、空き容量の合計は充分であっても連続した領域が確保できない等の理由により、
オペレーティングシステム
(OS)が必要とする容量を確保できなくなる。
断片化にはブロック単位で容量を管理している場合に発生する内部断片化と、
可変長
で容量を確保する場合に発生する外部断片化がある。
内部断片化が起こると、OSはそれ以上容量を確保することができなくなり動作が停止してしまう。
外部断片化がおきたときは
ガベージコレクション
(詰め直し)をする必要があるが、この作業は
電子計算機
にとって非常に大きな負担となる。
断片化は電子計算機とOSにとって非常に難しい問題の一つといえる。
記憶装置の断片化
ディスク
に記録された
データ
が連続しておらず、あちこちに散っている状態。
散らばり方が酷いと、データを読み取るためにヘッドが移動する量が多くなり、読み書きに時間が掛かるようになる。
OSによっては、標準でこれを解消するためのツールが添付されている。
再検索