ローカルヒープ |
辞書:電算用語の基礎知識 計算機OS機能編 (TCOS) |
読み:ローカルヒープ |
外語:local heap |
品詞:名詞 |
Win16環境すなわちWindows 3.1までの環境における、ヒープ領域の一つ。対するのはグローバルヒープである。
Win16の16ビット環境はセグメント単位でメモリーを管理しており、各アプリケーションには一つ以上のローカルヒープが割り当てられる。そのサイズは一つのセグメントで最大64Kiバイトであり、オフセットだけでアクセス可能である。
アクセスするためには、LocalAlloc・LocalFreeというAPI関数を使う。
Win32以降では32ビット以上のアドレスにフラットにアクセス可能となったため、ローカルヒープ・グローバルヒープといった概念は廃止され、両者は区別されていない。互換性維持のため、Win32でも、このヒープ領域にアクセスするためのAPIは残されている。Win32ではKERNEL32.DLLにある。
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