ヒープ |
辞書:電算用語の基礎知識 プログラミング用語編 (PTPROGY) |
読み:ヒープ |
外語:heap |
品詞:名詞 |
プロセス(オペレーティングシステムやアプリケーション)が利用できるメモリー領域の一つで、メモリーを臨時的に使用することを目的として任意に確保できるように管理されたメモリー領域のこと。ヒープメモリーとも呼ばれる。
|
特徴 |
随時、自由に利用可能だが、領域の確保と解放は全て利用側が管理するのが通例である。従って、未使用領域を誤って解放したり、解放忘れなどの致命的なミスがよく起こる。
このうち、ヒープ領域の開放忘れを「メモリーリーク」という。
用法 |
パソコン用OSなどでは、OSが提供する範囲でメモリーを利用する。組み込み機器での開発では、プログラマー側でヒープに使うメモリー領域をコンパイラーに指定すると、あとは標準ライブラリが適当に処理をしてくれる。
C/C++ではmalloc等の関数で領域確保、freeで解放する。またC++言語ならnewで確保しdeleteで解放することもできる。
リンク |
通信用語の基礎知識検索システム WDIC Explorer Ver 7.04a (27-May-2022) Search System : Copyright © Mirai corporation Dictionary : Copyright © WDIC Creators club |