ディレクトリエントリ |
辞書:電算用語の基礎知識 技術ディスク・論理編 (TTDISKL) |
読み:ディレクトリエントリ |
外語:directory entry |
品詞:名詞 |
ディレクトリに含まれるファイルの情報のこと。
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概要 |
ファイルの、ファイル名などの情報は、「ディレクトリ」と呼ばれる型の専用ファイルに保管される。
この、ディレクトリに含まれる各種ファイルの情報をディレクトリエントリといい、ファイル名以外に、次のようなものが含まれる。
ディレクトリエントリには、通常のファイルのほか、他のディレクトリを参照するエントリを含めることが出来る。
このようにしてディレクトリとファイルによる階層を作り、この階層構造をファイルシステムと呼ぶ。
特徴 |
ディレクトリエントリの構造は、ファイルシステムごとに大きく異なる。
CP/MやMS-DOSで普及しMicrosoft Windowsでも使われているFATでは、一つの項目が32オクテットで構成されている(構造は→FAT)。
32ビット以降のWIndowsで使用されているNTFSは、1ファイルごとに一つ以上のMFT(Master File Table)があり、ここに情報が置かれる。MFTは、通常は1024オクテット(仕様上は最大で4,096オクテット)で、ファイル名や属性を格納した残りの領域にファイルの一部を格納することができる。
リンク |
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