グルーブ |
辞書:電算用語の基礎知識 技術ディスク・物理編 (TTDISKP) |
読み:グルーブ |
外語:groove |
品詞:名詞 |
CD-ROMやアナログレコードのような凸凹で情報を記録する媒体において、ピックアップを正確にトラッキングするための案内溝のこと。日本語では「記録溝」という。
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概要 |
このグループに情報を記録する方式を「グルーブ記録」という。
プレスされたCDのように物理的に形成されたものは、レーベル面からみて谷(凹)となる。但し通常は裏の信号面から読み取るので、光学系から見るとグルーブは山(凸)となる。
このように、盤面に窪み(ピット、但しレーザーを当てる側から見ると突起)を作り、反射率を検出することで窪みの有無というディジタル情報を読み取る仕組みになっている。
特徴 |
グルーブ記録の場合、案内溝をそのまま用いるため、レーザーによる読み取りの際にもブレが生じにくい。
このため、CDなどのほか、MOや1.3G以下のGIGAMOなど、多くの媒体でこの方式が採用されている。
レコードも、案内溝の中に溝を作り、これをレコード針になぞらせ、記録された情報を読み取る。左右のステレオ音声チャンネルのアナログ信号は溝の両側に振幅として記録されており、レコード針はこの溝の変化を読み取っている。
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