Willamette
読み:ウィラメット
外語:Willamette

 IntelIA-32(x86)プロセッサーのうち、Pentium 4の初代プロセッサーコアの開発コードネーム。
目次

概要
 NetBurstマイクロアーキテクチャーを採用した初の製品。
 パイプラインの深さは20段で、一つ前世代のP6アーキテクチャーの10段と比べて倍となり、より高クロックでの動作が可能となった。

特徴

仕様表
 型番は初期の423用が「80528」、後期の478用が「80531」である。
項目特徴
マイクロアーキテクチャーNetBurstマイクロアーキテクチャー
コアのクロック周波数1.3GHz〜2.0GHz
FSBクロック400MHz
最大バス帯域幅3.2Gバイト/秒
1次命令キャッシュ実行トレースキャッシュとしてコアに統合
1次データキャッシュ8Kiバイト、コアに統合
2次キャッシュ256Kiバイト、コアに統合
製造プロセスルール0.18μm
ダイサイズ 
集積トランジスタ数4,200万個
 主な対応機能に、次のようなものがある。

プラットフォーム

後継
 後継コアはNorthwood(ノースウッド)、更にその後継はPrescott(プレスコット)である。
 また、Willametteの2次キャッシュを半減させたものがWillamette-128Kで、第五世代Celeronで使われている。

名前の由来
 語源は地名で、アメリカ合衆国オレゴン州にあるウィラメット・バレーから。

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