Socket AM2+
読み:ソケット-エイエム-トゥー-プラス
外語:Socket AM2+
AMDの、x86系プロセッサー用ソケットの一つ。940ピンPGAパッケージZIFである。
対応プロセッサー
対応する主なプロセッサーは次のとおり。Socket AM2用プロセッサーも利用可能。
特徴
仕様
ピン数が940のZIFである。
Socket AM2と完全互換。Socket AM2用プロセッサーを、Socket AM2+搭載マザーボードでそのまま利用できる。
次の仕様までのプロセッサーが利用できる。
- HyperTransport 3.0 (最高2.6GHzまで)
Socket AM2用プロセッサーを利用した場合、自動的にHyperTransport 2.0相当で動作する。
前方互換
AM2+の次はSocket AM3であるが、AM2+はAM3に対して前方互換(一定の制限はあるが後発品を利用可能)を持っている。
AM2+でAM3用プロセッサーを使用すると温度センサーが不正な値を返すなど幾つかの問題が生じることが知られているため、AM2+マザーボード側のBIOSの対応などが必須となるが、ソフトウェアだけで対応が可能なように設計されている。
つまり、BIOSをアップデートすればAM3用プロセッサーも利用できるが、対応するかどうかはマザーボードメーカー次第である。
なお、Socket AM3はプロセッサーにDDR3対応を要求するので、AM2/AM2+用プロセッサーはSocket AM3では動作しない。射しこむことができないようになっている。
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