SSE4
読み:エスエスイー-フォー
外語:SSE4: Streaming SIMD Extensions 4

 ストリーミングSIMD拡張命令4。Core 2の新コアPenrynから搭載された命令群で、従来のSSE3の拡張版にあたる。
目次

概要
 次の二つのタイプがあり、SSE4は両方を含む呼称である。
 Penrynは4.1のみ、Nehalemは4.1と4.2に対応する。

特徴

演算
 SSE4では54個の新命令が追加された。
 このうち、SSE 4.1が47個であり、SSE 4.2から7個が追加された。
 これによりビデオエンコーディングや浮動小数点演算などの処理能力が向上した。報道によれば、SSE4に対応したDivX 6.6.1は、従来より60%以上の性能向上が果たされた、とされている。

機能の有無判別
 機能の有無は、EAXレジスターに1を代入してCPUID命令を実行し、ECXレジスターに得られたフラグのビット19とビット20が1かどうかで確認できる。
 ビット19が1ならSSE 4.1あり、ビット20が1ならSSE 4.2あり、である。

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