Palomino
読み:パロミノ
外語:Palomino

 Athlonコアの4代目で、Thunderbird(サンダーバード)の後継として開発されたプロセッサーコアの開発コードネーム。Mobile Athlon 4Athlon XPAthlon MPで採用されている。AMDの第7世代x86互換プロセッサーコア。
 先代Thunderbirdと同様に銅配線0.18μmプロセスルールで製造され、FSBクロックは200〜266MHzである。フルスピードオンダイで、1次キャッシュが128Kiバイト、2次キャッシュが256Kiバイトの計384Kiバイトを搭載する。
 このPalominoからQuantiSpeedアーキテクチャが採用され、1クロックあたりの処理命令数を高めている。また3DNow! Professionalが搭載され、IntelのSSEとの互換性が取られた。
 Palomino以降、プロセッサーのスペック表示に、従来のクロック周波数ではなくモデルナンバーと呼ばれる数値を用いるようになった。
 後継コアはThoroughbredである。
 語源は馬で、パロミノ種から。

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