NOR型フラッシュメモリー
読み:ノアがたフラッシュメモリー
フラッシュメモリーの一種。NORフラッシュメモリーとも。
概要
1984(昭和59)年に東芝により開発された、最初のフラッシュメモリーである。
信頼性に優れており、別途の誤り訂正回路などを必要としないが、代わりに消去や書き込みが非常に遅く、また集積度が劣るため大型という難点がある。
後継はNAND型フラッシュメモリーだが、NANDとNORはそれぞれが利点と欠点を持ち、一長一短が存在している。
特徴
NAND型フラッシュメモリーと比較すると、次のような特徴がある。
- 読み出しが速い
- ランダムアクセスが速い
- 1バイト単位での読み込みが可能
- 書き込みが遅い
- 消去も遅い
バイト単位でのアクセスが可能であるため、従来のROMのようにここにプログラムを置いて直接CPUで実行することが可能である。
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