LSD
読み:エルエスディー
外語:LSD: lysergic acid diethylamide
幻覚剤
の一つ。リゼルギン酸ジエチルアミド。正式にはLSD-25という。俗にアシッド、エルなどと呼ばれる。
目次
物質の情報
薬品の情報
特徴
薬効薬理
副作用など
規制
物質の特徴
安全性
適用法令
危険性
有害性
環境影響
物質の情報
組成式: C
20
H
25
N
3
O
分子量
: 323.44
比重
: (該当資料なし)
融点
: (該当資料なし)
沸点
: (該当資料なし)
CAS番号
: 50-37-3
ICSC番号: (登録なし)
化学名: 9,10-Didehydro-N,N-diethyl-6-methylergoline-8β-carboxamide
外観: (該当資料なし)
溶解性: (該当資料なし)
薬品の情報
特徴
1938(昭和13)年、スイスのサンドス製薬でアルベルト・ホフマン(Albert Hofmann)博士により合成された。これは
ライ麦
に寄生する麦角菌に含まれる
アルカロイド
のリゼルギン酸から合成される。
強力な薬物で、ごく微量で効果が現われる。
胃
や腸からの吸収率が高いため、経口で用いる。市場にはあまり出まわっていない。
薬効薬理
LSDの効果は、
感情
の増幅作用である。
大脳
に入る情報を調整する
視床
を操作することにより、光、音などといった外からの情報や、普段は感じない脳の中の情報を流れ込ませる。そのため、目を閉じてもまぶしい、といった状態になる。
副作用など
ごく少量で半日以上のトリップをもたらす。
身体依存
は確認されていないが、気分がすぐれない時に使うと
バッドトリップ
しやすいとされる。
また、遺伝子に影響を与え、
畸形児
が誕生する確率を上げる、という報告もあるようだ。
規制
1960年代に、LSD使用者が自殺したり、中毒性精神病(要するに
統合失調症
(精神分裂病))になったりしたため、その後LSDは厳しく規制されることとなった。
なお、この薬を実際に何度も試している開発者アルベルト・ホフマンは満102歳没で、意外に長生きをしている。いわゆる
ジャンキー
のように、無謀な使い方をしなければ、健康に問題を来たすことはないのだろう。
物質の特徴
安全性
適用法令
麻薬及び向精神薬取締法
(別表第四)
麻薬向精神薬原料
危険性
引火点: (該当資料なし)
発火点: (該当資料なし)
爆発限界: (該当資料なし)
有害性
刺激
腐食性: (該当資料なし)
刺激性: (該当資料なし)
感作性
: (該当資料なし)
毒性
急性毒性
: (該当資料なし)
慢性毒性
: (該当資料なし)
がん原性: (該当資料なし)
変異原性
: (該当資料なし)
生殖毒性: (該当資料なし)
催畸形性
: (該当資料なし)
神経毒性: (該当資料なし)
環境影響
分解性: (該当資料なし)
蓄積性: (該当資料なし)
魚毒性: (該当資料なし)
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