LGA775
読み:エルジーエイ-ななななご
外語:LGA775
Intel製CPUソケットの一つで、775ピンLGAパッケージのソケットの通称。mPGA478(Socket 478)に代わる新型CPUソケットとして登場した。Socket Tとも呼ばれた。
概要
PrescottコアのLGA775対応Pentium 4から採用された。
予想以上に長生きし、2011(平成23)年第2四半期の製品まで現役で、Pentium Dual-Coreでは最高でE6800/E5800まで、Celeronでは最高でE3500まで(プロセッサーコアは共にWolfdale)使用された。
特徴
形状
ピンがソケット側にあるのが視覚的な従来との最大の違いである。
またICの固定もレバーが一本だった従来と違い、枠全体をカバーで覆うようになっている。
i875P/865シリーズの後継チップセット「Alderwood」、「Grantsdale」で採用される三大柱、LGA775、PCI Express、DDR2メモリー、のうちの一つとして位置づけられている。
ピン数
775本のピン数は、Socket 478の478本と比較して圧倒的が増えているが、その大半が電源とGNDピンに費やされている。
これはPrescottコアの消費電力増大問題に対応するためで、マザーボードから大電流を流すことができるよう配慮したためである。
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