Jaguar
読み:ジャグワー
外語:Jaguar
AMDのx86プロセッサーコアの開発コードネームで、省電力にフォーカスしたCatシリーズの第2世代である。AMD Fusion APUで使われている。
概要
2013(平成25)年5月23日(米国時間)に発表された。
Jaguarはネコ科のアメリカヒョウ(アメリカ豹)のこと。カタカナではジャガーと書かれることが多いが、米式発音ではジャグワー、英式発音ではジャギュアである。
ローエンド向けCPUコア「Bobcat」の後継で、28nmプロセスで製造される。実際の製品は、JaguarコアのCPUに、Graphics Core Next(GCN)アーキテクチャーのGPUを組み合わせたSoCとして提供される。
特徴
製品
コードネームは以下のとおり。
需要
ローパワー/モバイル向けのCPUではあるが、その需要向けのEシリーズやZシリーズだけではなく、Aシリーズのローエンドにも使用される。
2013(平成25)年モデルのAシリーズでは、Piledriverコアを用いたRichlandと、Jaguarコアを用いたKabini/Temashがリリースされるが、Richlandはこの中でもハイパワー向け、Kabiniはこの中ではミドルクラス、Temashはこの中ではローパワー向け需要となっている。
派生
Jaguarコアは、PlayStation 4(PS4)のCPUにも採用された。4コアのJaguarコアが2基搭載されている。
更に、AMD Opteron Xとして、クアッドコアでGPU内蔵のサーバー向けプロセッサーも用意されている。
技術
性能
- 128ビット幅浮動小数点演算
- 256ビットAVX命令対応
- 対応命令セット
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