宇宙航空研究開発機構(JAXA)(かつてのNASDA)により開発されたH-IIAロケットの21号機で、本番 第19号機。
H-IIAロケットの第21号機であり、日本の大型液体燃料ロケット第54号機である。
「H-IIA・F21」とも呼ばれる。
2012(平成24)年5月18日に種子島宇宙センター大型ロケット発射場より打ち上げられた。
- 第一期水循環変動観測衛星「しずく」(GCOM-W1)
- 韓国多目的実用衛星3号機(KOMPSAT-3)
- ピギーバック衛星(小型副衛星)
ロケット打ち上げ時の天候は晴れ、西北西の風4.9m/s(4m/cBeat)、気温18.7℃であった。
2012(平成24)年3月21日に具体的な計画が発表された。
- 打ち上げ予定日時: 2012(平成24)年5月18日01:39(17日@735)〜2012(平成24)年5月18日01:42(17日@737)
- 打ち上げ予備期間: 2012(平成24)年5月19日〜2012(平成24)年6月31日 (打ち上げ予備期間の打ち上げ予定時間帯は、打ち上げ日毎に設定する)
天候もよく、延期なく予定通り打ち上げられた。
- 2012(平成24)年5月18日01:39(17日@735): リフトオフ
- X+1分50秒: 固体ロケットブースター(SRB-A) 燃焼終了
- X+2分5秒: 固体ロケットブースター(SRB-A) 分離
- X+4分4秒: 衛星フェアリング 分離
- X+6分30秒: 第1段主エンジン燃焼停止(MECO)
- X+6分39秒: 第1段・第2段 分離
- X+6分48秒: 第2段エンジン始動(SEIG)
- X+15分13秒: 第2段エンジン燃焼停止(SECO)
- X+16分3秒: KOMPSAT-3分離
- X+19分8秒: 下部衛星フェアリング分離(アダプタ部)
- X+19分13秒: 下部衛星フェアリング分離(シリンダ部)
- X+22分59秒: 「しずく」分離、打ち上げ成功
- X+33分7秒: 小型副衛星(SDS-4)分離
- X+49分47秒: 小型副衛星(鳳龍弐号)分離
今回は、日本のロケットとしては初の、海外からの打ち上げ受注に対応したロケットとなった。それも、南鮮のスパイ衛星である。
このため、打ち上げのメインは国産の、しかもかなり物凄い性能をもった衛星「しずく」だったが、日本ではNHKも含めて「しずく」の件は殆ど報じられず、「南鮮の衛星打ち上げ成功」のみが大きく報道された。日本のマスメディアは、既に日本のマスメディアでないことが改めて証明された。
なお、このロケットは商業打ち上げであることから、打ち上げ費用については非公開となった。これまでのコストから、ロケット側コストは約100億から110億円程度とみられる。
用語の所属
H-IIAロケット
H-IIA202
液体燃料ロケット
ロケット
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