院内感染
読み:いんないかんせん
病院や診療所内で病原体に感染すること。
黄色ブドウ球菌(MRSA)、表皮ブドウ球菌、コアグラーゼ陰性ブドウ球菌、大腸菌、肺炎球菌、腸球菌(VRE)、緑膿菌、セラチア菌などへの感染が代表的である。
これは先進国で特に深刻な問題となっており、引き起こす病原菌も次々と耐性を持ち強力になってきている。近年の主流はMRSAだが、大きな問題となっているのはVREである。腸の中の腸球菌が耐性を獲得したもので、これに一旦感染すると二人に一人が死亡すると言われ、恐れられている。
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