膀胱内圧
読み:ぼうこうないあつ
膀胱内の圧力。
概要
膀胱に尿がたまってくると、それに伴って膀胱内圧が上昇する。
一説では膀胱内圧15〜20cmH2O前後、他説では膀胱内圧5〜15cmH2O前後で尿意を感じ、それ未満でも、それ以上でも、尿意は感じないらしい。
膀胱内にある程度の尿が貯まって、膀胱内圧が前述の尿意を感じる内圧に達すると初発尿意を感じるとされ、一説によると状況によりけりだが概ね200ml〜250mlの尿量が膀胱内に貯留するとされる。以降、尿量の増加とともに僅かずつ膀胱内圧も高まり、これに伴い尿意も増して、やがて最大尿意に達するとされる。
特徴
いわゆる我慢の限界時でも膀胱内圧は理論最大にはなっていない。
排尿を開始すると排尿するために膀胱は収縮を始め、このために膀胱内圧は更に高まる。そして、概ね2/3程度排尿されたところで膀胱内圧は最大に達し、以降は時間を掛けて徐々に下がっていくとされる。
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