ハッブルの銀河分類
読み:ハッブルのぎんがぶんるい
外語:Hubble's classification of galaxies
ハッブルが1926(昭和元)年に提唱した、系外銀河の形態分類のこと。
概要
銀河を次の4種類に大きく分類し、各種類をさらに細分するように分類している。
これは観測上の形態分類であり、銀河の特徴などを表わすものではない。
特徴
ハッブルは当初、楕円銀河がE0→E1→E2…と「進化」し、レンズ状銀河S0となり、そこから渦巻銀河(Sa〜Sc)または棒渦巻銀河(SBa〜SBc)に分化すると考えた。
- 楕円銀河(E0〜E7)
- レンズ状銀河(S0)
- 分化
- 渦巻銀河(Sa〜Sc)
- 棒渦巻銀河(SBa〜SBc)
現在はこの考えは誤りであることが分かっている。
しかしこれが長く支持されてきたため、楕円銀河やレンズ状銀河は「早期型銀河」、渦巻銀河や棒渦巻銀河は「晩期型銀河」と呼ばれるようになった。
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