末端価格
読み:まったんかかく
外語:retail price

 商品が消費者に渡るときの最終的な価格のこと。市価。

特徴
 食品や水道光熱費を含めあらゆる分野で使われうる用語ではあるが、印象に残るのはやはり覚醒剤麻薬、拳銃といった違法なものの密売価格であろう。
 そもそも、こういった違法な商品には定価がない。流通経路も複雑であるため、価格もまちまちである。また大量に密輸されれば価格は下がり、大規模な摘発があれば価格は高騰することにもなる。
 そこで警察は、日々逮捕される人たちから購入価格を調べ、販売ルートの特定、あるいは摘発状況などを知る目安としている。

再検索