数
読み:かず
外語:number
ものの順序、量、回数、価値などを表わすもの。
目次
定義
数字
数学
数値
数式
特徴
一覧
種類
定義
数字
数を表記するために使う文字は「数字」という。
現在は、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、という十種類の「アラビア数字」がよく用いられる。対して漢字で書かれるものは「漢数字」である。
アラビア数字は、計算をする時に用いられることから、算用数字ともいう。
数学
数や量、図形や
空間
の性質や関係を研究する学問を、
数学
という。
また、数学の拡張の一分野に
物理学
がある。
数値
計算、計量、計測などをして得られる数を、
数値
という。
数式
数値や数学的な値を演算記号で結びつけたものを、
数式
という。
特徴
一覧
数を一覧すると、次のようになる。大まかについては後述する。
実数
有理数
整数
小数
(例外あり)
有限小数
無限小数
(例外あり)
循環小数
分数
無理数
小数(例外あり)
無限小数(例外あり)
非循環小数
虚数
種類
値が存在しない、正でも負でもない場合の数は「0」という。
0より小さい数を
負の数
、0より大きい数を
正の数
という。
0に1を順次足して得られる数(0、1、2、3…)と、引いて得られる数(-1、-2、-3…)を、
整数
という。逆に、1よりも小さい値を含む数(例えば3.14)は、
小数
という。整数部分と1より小さい部分の区切りに使う記号を
小数点
といい、日本やアメリカではピリオド(.)、ヨーロッパではカンマ(,)がよく使われる。
整数のうち、2で割り切れる数を
偶数
、そうでないものを
奇数
という。
正の数であり整数であるものを「正の整数」といい、これを
自然数
という。
数直線上の点座標になりうる数のことを
実数
といい、逆にそうは成り得ない、二乗(同じ値を掛ける)して負の数になる数を
虚数
という。
また、x、yを任意の
実数
、iを
虚数単位
とすると、x+iyで表わされる数を
複素数
という。
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