弗化水素酸
読み:フッか-すいそ-さん
弗化水素
の
水溶液
。
なお、「弗」の字が
常用漢字
から漏れたため、現在は「フッ化水素酸」と書くのが正しいとされている。
目次
情報
基本情報
誘導体、関連物質の例
性質
解離
用途
情報
基本情報
組成式: HF
式量
: 20.01
比重
: (該当資料なし)
融点
: (該当資料なし)
沸点
: (該当資料なし)
CAS番号
: 7664-39-3(弗化水素と同じ)
ICSC番号: 0283(弗化水素)
無色の溶液である。
誘導体、関連物質の例
弗化水素
弗化カルシウム
性質
毒性、危険性等は、
弗化水素
に準ずる。
解離
他の酸と同様、弗化水素酸も水溶液中で解離している。
他の水素ハロゲン化物と異なり、水溶液は
弱酸性
を示す。水溶液が弱酸性なのは、HFが
水素結合
を持つからである。
酸だが、あまり「弗酸」とは言わない。水溶液は「弗化水素酸」というのが普通である。
用途
テトラフルオロエチレン
(テフロン)はじめ、弗素(F)を含む合成繊維を製造するのに用いられる。
なお、弗化水素酸はガラスを溶かしヘキサフルオロ珪酸(H
2
SiF
6
)を作るほか、金属をも腐食するため、通常はポリエチレン容器などに入れて運搬、保管される。
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