大陸移動説
読み:たいりく-いどうせつ
外語:continental drift theory
地球の大陸は、移動して位置や形状を変化させるとする説。
概要
地球表面は十数枚のプレート(厚さはおよそ100km)と呼ばれる岩盤で覆われている。このプレートは年間に数cmという速度で一定方向に移動しており、これによって、短期的には火山の噴火や地震、数億年規模の長期的な期間で見ると大陸の移動などを起こす。
大陸の移動により、不定期に複数の大陸が繋がる「超大陸」を作り、またやがて分裂する。
プレートの移動の学説「プレートテクトニクス」の研究により、大陸移動は説ではなく事実であると考えられるようになっている。
沿革
次のような歴史があると考えられている。
- 超大陸 ローレンシア大陸(ヌーナ大陸) (約19億年前)
- 超大陸 ロディニア大陸 (10億年前)
- 超大陸 ゴンドワナ大陸 (6億年前)
- 超大陸 ローラシア大陸 (3億年前)
- 超大陸 パンゲア大陸 (2億年前)
- パンゲア大陸が分裂し、現在の六大陸となる。
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