内惑星
読み:ないわくせい
外語:inferior planet
地球より内側(太陽側)を公転する惑星の総称。
地球から見た見え方に関係する分類の一つ。
該当する天体
特徴
内合と外合という二つの合があり、衝や矩は発生しない。また、地球から見た際に太陽となす角度は、最大離角と呼ばれる惑星ごとの理論値を超えることがない。惑星の見た目上の「逆行」は内合の前後に発生する。
月のような満ち欠けが観察でき、外合では満月、内合では新月、最大離角では半月の形になる。合の前後は太陽に近く観察しづらいが、日面通過(内合時に太陽と重なって見えること)の場合は太陽上の影として観察される。これは、月を考えた場合には日蝕(日食)に相当する現象である。
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