中性子過剰核
読み:ちゅうせいしかじょうかく

 安定同位体と比較して中性子を多く含む不安定核。

概要
 中性子過剰核の殆どは、β崩壊の一つβ崩壊を起こし原子番号が一つ大きい核種に崩壊(壊変)することで安定化しようとする。
 中性子過剰核は、表面が中性子だけで作られている中性子スキン、中性子の分布が原子核の外にまで広がっている中性子ハローといった現象や、既知の魔法数の消滅と新たな魔法数の出現といった不思議な現象が見つかっている。

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