プランク
読み:プランク
外語:Planck
欧州宇宙機関(ESA)の
宇宙背景放射
観測衛星。
衛星の名は、1918(大正7)年にノーベル賞を受賞したドイツ人物理学者マックス・プランクにちなんで付けられた。
目次
概要
基本情報
沿革
仕様
特徴
探査計画
搭載機器
技術情報
概要
基本情報
所有国: 欧州宇宙機関(ESA)
衛星名: Planck
国際標識番号:
2009-026B
打ち上げ: 2009(平成21)年5月14日
ロケット: アリアンV
発射台: 南米大陸・仏領ギアナ コウロウ宇宙基地
定格出力: ‐
搭乗員: なし(無人)
軌道: 第2ラグランジュ点(L2)
沿革
2009(平成21)年5月14日22:12
(JST)
(@591): 打ち上げ
仕様
衛星バス: (不明)
設計寿命: (不明)
質量: 1800.0kg(打ち上げ時)
発生電力: (不明)
特徴
探査計画
2000(平成12)年にESAの第三次中規模計画(M3)として計画された。
2008(平成20)年7月頃に打ち上げ予定として開発され、2009(平成21)年5月にハーシェル宇宙望遠鏡と共に打ち上げれらた。
この衛星は、宇宙の全方向より降り注ぎ、137億年前の
ビッグバン
の名残とされる微かな電波「
宇宙背景放射
」をかつてない精度で観測し、分布図を作成するのが目的である。
これによって、宇宙の正確な年齢、宇宙の膨張に重大な影響を及ぼすと考えられている謎のエネルギー「
ダークエネルギー
」の正体解明などを目指すとしている。
搭載機器
観測のため、1.5mの主鏡で微弱電波を受信する。
LFI(Low-Frequency Instrument、低周波数装置) 30〜100GHz
HFI(High-Frequency Instrument、高周波数装置) 100〜850GHz
技術情報
このカテゴリーの衛星は、世界で3番目である。
COBE (NASA、1989(平成元)年)
WMAP (NASA、2001(平成13)年)
プランク (NASA+ESA、2009(平成21)年5月)
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