バップフォー
読み:バップフォー
外語:BUP-4
頻尿
・
尿失禁
治療剤。抗コリン薬、副交感神経遮断剤。
膀胱
の収縮を抑えることで
膀胱容量
を増やし、様々な原因で生じる頻尿や尿失禁の対処療法に用いられる。
目次
薬の情報
名称の由来
効能・効果
副作用など
薬の情報
有効成分は
塩酸プロピベリン
。
大鵬薬品によって製造された。10mg錠、20mg錠がある。
10mg錠は薬品コード2590007F1021、識別コードTC271。
20mg錠は薬品コード2590007F2028、識別コードTC272。
薬価は114.40円/10mg錠、191.30 円/20mg錠。
小児への安全性は確立していない。妊婦・授乳中の婦人へは投与しないことが望ましい。ラットでは乳汁への移行が確認されている。
名称の由来
不明。
効能・効果
神経因性膀胱、不安定膀胱(無抑制収縮を伴う過緊張性膀胱状態)、による疾患または状態における頻尿、尿意切迫感、尿失禁を適用とする。
一日一回、成人1回あたり塩酸プロピベリンとして20mgを食後経口投与。但し年齢や症状により適宜増減するが、一日最高投与量は40mgである。
副作用など
口渇、排尿困難、便秘、胃部不快感など。
また稀に、血小板減少や麻痺性イレウス等が現われることがある。
再検索