バイオセーフティーレベル1
読み:バイオセーフティーレベル-いち
外語:BSL-1: Bio Safety Level 1
バイオセーフティーレベル
の一つで、最も低いレベル。
目次
概要
病原体
ウイルス・プリオン
細菌
真菌
寄生虫
概要
個体及び地域社会に対する危険度は極めて低く、
人間
に疾病を起こし、あるいは動物に獣医学的に重要な疾患を起こす可能性のないもの。
通常の微生物学実験室を用い、特別に隔離する必要はない。また一般外来者の立ち入りを禁止する必要もない。
病原体
国立感染症研究所病原体等安全管理規程 別冊1「病原体等のBSL分類等」平成22年6月
による分類は次の通り。
ウイルス・プリオン
弱毒生ワクチン(細胞培養痘そうワクチン以外の痘そうワクチンを除く)
アデノ随伴ウイルス (AAV: Adeno-associated virus)
細菌
BSL2
に属さない細菌で、健常者への病原性がないか低いもの、及びBCGワクチン株。
特に明記はないが、以下のような菌が該当するだろう。
大腸菌
緑膿菌
真菌
BSL2
及び
BSL3
に属さない真菌。
寄生虫
BSL2
に属さない原虫類、吸虫類、条虫類及び線虫類。
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