コード (電気)
読み:こーど
外語:cord
小型の電気機器への電源供給を目的として、移動して使うことを目的とした
電線
。
目次
概要
特徴
ケーブルとの違い
種類
許容電流
概要
絶縁電線
と同様に導体を絶縁被覆で覆っただけのものだが、導体により線が用いられており、
可撓性
がある。
例えば、電化製品と
アウトレット
(
コンセント
)を繋ぐための電線である。それが電化製品に対し脱着式であるかどうかは問わない。
タップ数が足りなかったり、コードの長さが足りなかったりした時に使う
テーブルタップ
(電源タップ)も、コードの一種である。
特徴
ケーブルとの違い
電力ケーブル
との違いは、造営材に固定するものがケーブルで、移動して使うものがコードである。
キャブタイヤ(CT)ケーブル
は移動でも固定でも使える。
従って、コードは原則として
ステップル
などで造営材に固定して使うことができない(ショウウィンドウ内での配線のみ例外となる)。
種類
ビニルコード
ビニル平行コード
(記号VFF)
ビニル丸形コード
(記号VRF)
ビニル長円形コード
(記号VKF)
ゴムコード
袋打コード
(記号FF)
丸打コード
(記号RF)
電熱用コード
ビニルコードは発熱する機器(電熱機器、電球線)には使えない。ゴムコードは乾燥場所の電球線用や小型機器用、電熱用コードはこたつや電熱機器用である。
許容電流
コードも、導体の総断面積ごとに許容電流が定められている。
0.75mm
2
: 7A
1.25mm
2
: 12A
2.0mm
2
: 17A
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