−12V
読み:マイナス-じゅうにボルト
外語:-12V
電源電圧の一つ。マイナス電源の一つである。交流の場合は公称電圧に±を付けて表現しないので、マイナス電源は通常は直流である。
概要
グランド(GND)レベルに対して、12V電位が低い電源である。
なお、マイナスといっても、電流が逆流しているわけではない。
特徴
例えば、RS-232Cは±12Vで通信する例が多く、昔はこのためにマイナス電源の供給が必要なこともあった。今は+5Vから±12V程度を作るドライバーICがあるため、マイナス電源を外部に要求する例は殆どない。
スイッチング電源でも、−12Vを出力する製品は無いわけではないが、一般的でない。+5Vの1電源、または+5V/+12Vの2電源などが一般的だからである。
現在のパソコンでも、電源装置はマザーボードに対して供給しているが、実際には殆ど使われていない。現在の主流のEPS12V電源でも、24ピンあるうちの一つのピンから−12Vが供給されている。
再検索