DC12V |
辞書:科学用語の基礎知識 工学系技術編 (NENGI) |
読み:ディースィーじゅうにボルト |
外語:DC12V |
品詞:名詞 |
電源電圧の一つ。直流の12V。+12Vと−12Vとがあるが、特に明記しない場合は+12Vである。
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概要 |
12Vというのは明らかに中途半端だが、鉛蓄電池の標準電圧が12Vだったためで、ここから弱電においての標準電圧の一つとなった。
乗用車などに使われているバッテリーが、いわゆる鉛蓄電池である。不定期に補充する電解液の成分は希硫酸である。
特徴 |
乗用車 |
例えば、乗用車の車内電源の標準でもある。乗用車の様々な電動品はこの電源で稼働しており、シガーソケットからも12Vが出ている。
しかし近年は車内の多機能化に伴い大電力を使う機能が増えており、乗用車はDC48Vに移行することがほぼ決定している。
コンピューター |
パーソナルコンピューター用の電源装置の標準であるATX12V電源は、12V、5V、3.3Vを供給し、12Vは+12Vと−12Vがある。
RS-232CはRS-232Cレベルという±最大15Vの電圧を使うが、RS-232CドライバーICでは、5Vの電源電圧から±12Vを作る。
リンク |
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