Μ-3S
読み:ミュースリーエス
外語:M-3S
東京大学宇宙航空研究所(後の宇宙科学研究所(ISAS))が開発した三段式固体燃料ロケットで、ミューロケットの第3世代。
ロケットについて
第2段のみならず、第1段にもTVC(推力方向制御装置)を搭載することで軌道投入精度の向上と打ち上げ条件の緩和が実現した。
低軌道へ300kgのペイロードを運ぶことができた。
実績
4回の打ち上げ全てに成功し、次の衛星を打ち上げている。
- 1980(昭和55)年2月17日 1号機(Μ-3S-1) たんせい4(MS-T4) 成功 (国際標識1980-015A)
- 1981(昭和56)年2月21日 2号機(Μ-3S-2) ひのとり(ASTRO-A) 成功 (国際標識1981-017A)
- 1983(昭和58)年2月20日 3号機(Μ-3S-3) てんま(ASTRO-B) 成功 (国際標識1983-011-01)
- 1984(昭和59)年2月14日 4号機(Μ-3S-4) おおぞら(EXOS-C) 成功 (国際標識1984-015A)
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