Athlon XP |
辞書:科学用語の基礎知識 中央演算処理装置商品名x86編 (INCPU86) |
読み:アスロン-エックスピー |
外語:Athlon XP |
品詞:商品名 |
AMDの開発した、RISCアーキテクチャーベースIntel互換マイクロプロセッサーのひとつ。AMDの第7世代x86互換プロセッサーAthlonの後継。マイクロアーキテクチャーにQuantiSpeedアーキテクチャを採用し、従来のAthlonと比較し、同クロック比で約10%の性能向上を果たした。
2001(平成13)年10月9日発表。開発コードネームはPalomino(パロミノ)である。発表の翌年、2002(平成14)年6月からは後継コアである開発コードネームThoroughbred(サラブレッド)コアに交代した。そして2003(平成15)年には高性能パソコン用のBarton(バートン)と廉価パソコン用のThorton(ソートン)コアに交代した。後継のAthlon XP登場後は "Paris"(パリ)コアに移行してAthlon 64のバリュー版化されSempronとして提供が開始された。
Athlon XPは、同時期に出荷されていたノートパソコン向けCPUであるMobile Athlon 4のデスクトップ用ともいえる立場の製品で、従来のEnhanced 3DNow!にIntel SSE互換機能を付けた3DNow! Professionalに対応した。
Athlon XPの "XP" は、Windows XP環境でeXtreme Performance(極めて優れた性能)を発揮するため、付けられたとされている。
ちなみにAthlon XP 2700+の最大消費電力は68.5Wだそうである。
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