006P
読み:ゼロゼロろくピー
外語:006P
積層電池の一つで、日本でもよく使われている角型の乾電池。
概要
- 外形寸法: 26.5mm×17.5mm×48.5mm
- 公称電圧: 9V
- 相当品: 6F22、6LF22、6LR61、1604
主な用途
特徴
構造
6個の1.5V電池セルで構成されている。
由来
この電池は、かつてソニーが、当時最小のラジオ「TR-63 ポケッタブルラジオ」で使用するために考案したものだった。この電池の形状や電圧は、TR-63の都合に合わせて設計されている。
以降の技術革新でラジオも小型化が進み、より低電圧で動作する低消費電力の製品が登場するようになった。現在では小型ラジオでも内部は空洞が多く作れるようになり、もって単3形が2本程度で動作する製品がごく普通に市販可能となっている。このため、ラジオで006Pが使われることは、ほぼなくなった。
当時もいまも、006Pは主として電力消費の大きい玩具用として使われている。
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