ラジオ
読み:ラジオ
外語:radio
電波
を使い、
音声
放送を行なうもの。radiotelegraph/radiotelegraphyの短縮語。
目次
概要
特徴
周波数帯
ネットワーク
クロスネット/独立
独立局
コミュニティ放送局
概要
ラジオ(radio)とは、英語で、電波、無線、放射線などを意味する語である。
多くの場合は車で聞くために使われる放送メディアで、道路交通情報などが随時行なわれる。
ラジオのトーク番組の司会として喋る人を「ラジオパーソナリティ」というが、歌手、
声優
などがラジオパーソナリティになることもあり、この場合、ファンが自宅などで熱心に聴くことになる。
派生して、同様の番組をインターネットで配信するものを「インターネットラジオ」という。インターネットラジオは電波による放送ではないので免許は不要であるが、そもそも無線でないこの番組が「ラジオ」なのかは議論の対象であろう。
特徴
周波数帯
日本では、次の周波数帯で地上波放送の商業放送が行なわれている。
中波帯(AM放送) 531〜1602kHz
短波帯(短波放送) 3.3775〜15.260MHz
VHF波(FM放送) 76.0〜107.9MHz
参考までに、アメリカでは次の通りである。
中波帯(AM放送) 540〜1580kHz
短波帯(短波放送) 5.985〜21.610MHz
VHF波(FM放送) 88.1〜107.9MHz
ネットワーク
日本のラジオ放送局は、NHKと、その他の民放とに分けられる。
ラジオ放送局は全国に多数あるが、一社のみで番組を作ることは資金的にも難しいことからネットワーク組織を作っており、次のものがある。
AMラジオ
JRN
NRN
FMラジオ
JFN
JFL
MegaNet
全国FM連合
全国FM連合は日本民間放送連盟に加盟する全国のFMラジオ局53社全てが加盟しているネットワークで、つまりNHK-FMと放送大学を除く全FM局が参加する。これは親睦団体に近いらしく、JFN/JFL/MegaNetで分かれてしまった各局が連携を深めることを目的としているようである。
クロスネット/独立
複数の系列に入っている局を
クロスネット局
という。
また逆に、系列に入ってない局を独立局という。
実質的に次の組み合わせが存在する。
NHK
民法
AMラジオ
JRN
JRN+NRNクロスネット
NRN
AM独立局
FMラジオ
JFN
JFL
MegaNet
FM独立局
コミュニティ放送局
独立局
現存するラジオの独立局は次の通りである(順不同)。
AM独立局
ラジオ日本
(神奈川県)
岐阜放送(岐阜県)
ラジオ関西
(兵庫県)
FM独立局
NACK5
(埼玉県)
ベイエフエム
(千葉県)
横浜エフエム放送
(神奈川県)
新潟県民エフエム放送(新潟県)
エフエム富士
(山梨県)
エフエム京都
(京都府)
その他放送局
日本放送協会
コミュニティ放送局
コミュニティ放送局
とは、特定の地域限定の低出力放送局である。
電波が弱くリスナー数も必然的に少なく、もって広告収入も得にくいという難点はあるが、地域密着の局となれる利点がある。
一般のFMラジオと違って大規模な系列はないが、一社のみで番組を作ることは無理なため互いのコミュニティ放送局同士での番組売買などもあり、実質的な系列が構築されるケースはある。
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